イスラエルと日本の絆がより固く結ばれたナショナルデー
5月15日(木)は、1952年にイスラエルと日本が外交関係を樹立した日で、大阪・関西万博でもイスラエルのナショナルデーとなっています。EXPOナショナルデーホールを会場に、イスラエルのギデオン・サール外務大臣を招いて公式セレモニーが開催され、「イスラエル音楽の革新への旅」をテーマに、マラビ・トロピカルがライヴパフォーマンスを行いました。

イスラエル代表団と日本代表団が入場した後、イスラエルと日本の国歌斉唱とともに国旗を掲揚。はじめに日本の外務大臣政務官の松本尚氏が挨拶しました。豊かな文化、革新的なテクノロジー、スタートアップなど、イスラエルから学ぶことがたくさんあるということ。経済・文化・科学技術、イノベーションの分野で、これまで以上につながっていきたいという言葉が述べられました。

続いて登壇したイスラエルのギデオン・サール外務大臣は、「大阪・関西万博に参加できたことを光栄に思い、イスラエルという古代からの伝統をもつ国の歴史とテクノロジーで各分野に貢献していることを、世界中の友人たちと共有したい」と語りました。「永遠」をテーマに、2000年前の価値ある石と1700年前の陶器のランプが展示されているイスラエルパビリオン。古代からの伝統を受け継ぐイスラエルは、医療やサイバーセキュリティ、宇宙探査など、イノベーション分野でも世界をリードしています。「70年以上にわたり、イスラエルと日本は相互尊重、政治対話、経済協力、革新、共通の価値観に基づく絆を築いてきました。文化交流やビジネス連携から、科学技術の成果に至るまで、この長年の友情は今も未来を形作っています。今後も、両国の絆がますます固く結ばれていくことを願っています」。外務大臣の力強いスピーチは、会場を埋め尽くしたゲストの心に大きく響きました。

公式セレモニーに続いて登場したのは、ドバイ万博で成功を収めたマラビ・トロピカルです。イスラエルの魂、オリエンタルとラテンのリズムが融合した祝祭感あふれる多文化ミュージックは、トロピカルサウンドからトランスまで多彩な演奏でゲストを魅了。さまざまな国の文化を超える熱気あふれるライヴは、イスラエルと日本の架け橋にふさわしいパフォーマンスとなりました。


大阪・関西万博という特別な場で、イスラエルと日本が相互理解を深めたナショナルデー。未来へ向けて、両国の絆がいっそう固く結ばれました。

